コラッツ予想がとけたらいいな2

自分の考察を書いていきます。

<証明No.2・ぼつ>(13)コラッツ予想で無限大に発散する数はない_その1

ミスがありました。αsは有限みたいです。


コラッツ値xsが無限大に発散するとします。
xs = x0 *3^s/2^l *(1+1/3x0)…(1+1/3x_s-1)
xs < x0 *(3/2)^s s (1+1/3x0)…(1+1/(3x0*(3/2)^(s-1)))…
> 1 +1/3x0 +1/3x0(3/2) +…+1/3x0(3/2)^(s-1) +…   等比数列の和

1+1/x0 < (1+1/3x0)…(1+1/3x_s-1)…
左辺第二項を大きくして、イコールになるところをα0とおく
1+α0/x0 = (1+1/3x0)…(1+1/3x_s-1)…    ①
同様にx1からスタートして
1+α1/x1 = (1+1/3x1)…(1+1/3x_s-1)…    ②

    • -

②を①に代入
(1+1/3x0)(1+α1/x1) = 1+α0/x0
きれいにして
(3α0-1)x1 = α1(3x0+1)

x1=(3x0+1)/2^qを代入して
(3α0-1)(3x0+1) = 2^q * α1(3x0+1)
x0の部分が消えて
α1 = α0 * 3/2^q * (1-1/3α0)

xsが発散する
 → q=1が多い、αsが大きくなるとかっこの効果も弱まる
  → αsも発散する

    • -

一方、無限大に発散するコラッツ列でx0を最小値にとれば、
x0からx∞まで等比数列で下から押えられる
と仮定する。 xs > x0*a^s         ③

(1+1/3x0)…(1+1/3x_s-1)… < (1+1/3x0)…(1+1/(3x0*a^(s-1)))…
≒ 1 +1/3x0 +1/3x0a +…+1/3x0a^(s-1) +…
不等号が成り立つようにaを少し小さくする

(1+1/3x0)…(1+1/3x_s-1)… = 1+α0/x0 < 1+1/x0 *a/3(a-1)

コラッツ列をグラフにした時に、下に凸な点を考える。
x0より後でx0の次に小さいxm1で
1+αm1/xm1 < 1+1/xm1 *a/3(a-1)
xm1より後でxm1の次に小さいxm2で
1+αm2/xm2 < 1+1/xm2 *a/3(a-1)
このプロセスはいくらでも続けられるので、
αmは発散するが、a/3(a-1)は一定なので矛盾する。

(14)コラッツ予想で無限大に発散する数はない_その2

ミスがありました。αsは有限みたいです。


後は以下の補題です。

無限大に発散するコラッツ列でx0を最小値にとれば、
x0からx∞まで等比数列で下から押えられる
 xs > x0*a^s         ③

コラッツパターンにおいて、左端の傾きをd1、
右端の傾きをd2(=log1.5)とおきます。
sステップ後の左端までの距離l-sは
  l-s = s*d1
で、左端から右端までの距離log(xs)は
  log(xs) = log(x0) +s*d2 -s*d1
です。
s*d1≦log(x0)の区間では
  s*d1≦log(x0) +sd1 -sd1
    < log(x0) +sd2 -sd1  ∵ d1 < d2
  l-s < log(xs)
が成り立ちます。

    • -

s0 < s < sgまでxs > x0*a^sが成り立つ事がわかりました。
あとはこれをs∞まで広げれば良いわけです。

s0からsgの間に傾きaを上回る二点xf,xf+1が存在する
事が言えます。もしなかったらコラッツ値のグラフが傾きa直線とぶつかって
矛盾するからです。

xf,xf+1でも同様に
xs > xf * b^t   s < sh   が言えます。変形して
  > x0 * a^f * b^t
  > x0 * a^(f+t)  ∵ a x0*a^sが言えます。

<証明No.2・ぼつ>(15)コラッツ予想で無限大に発散する数はない_その3

ミスがありました。αsは有限みたいです。


s0からsgの間に傾きaを上回る二点xf,xf+1が存在する
をちゃんと説明すると、

図のように
s0からsgの間に、コラッツ値x0,x1,x2,x3をとる
x1,x2,x3とx0との傾きは、sが大きくなるに従って大きくなるので、
  x0-x1傾き < x0-x2傾き < x0-x3傾き
  ⇒ x0-x1傾き < x2-x3傾き
よって
  s0 < s < sgまでxs > x0*a^s
  s < sh     xs > xf * b^t
において
  a < b
が言えます。

    • -

以上で
  コラッツ予想で無限大に発散する数がない
ことが言えました。


うおおおコラッツ予想解いたぞおおおお